ごあいさつ

ギャラリー

創作詰将棋
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▲8四桂  △同 金  ▲7三歩  △同 玉  ▲6五桂  △8二玉

▲6四馬  △9三玉  ▲8三金  △9四玉  ▲8四金  △同 玉

▲8三角成 △同 玉  ▲7三馬  △9四玉  ▲9五金  △9三玉

▲8四金  △9二玉  ▲8三金  △8一玉  ▲9一馬  △同 玉

▲9二歩  △8一玉  ▲7三桂不成まで27手詰

 

祝・盤寿「1」

 

盤寿「8」と対を成している。これら「8」「1」は、お祝いの会の記念品(手ぬぐい)に、図柄としてプリントされた。

 

収束の▲9一馬を見つけたときのうれしさは忘れられない。詰キストが感じるところの「女神の微笑み」だろうか。本局を超えるものは今後も作れないと感じている。詰め上がり「8一玉」「C」の字。「Congratulations 81(盤寿)」というオチのおまけまでついた。(2016/10)

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▲3二香成 △2三玉  ▲3四馬  △3二玉  ▲3三角成 △4一玉

▲5三桂  △5一玉  ▲6一馬まで9手詰

 

祝・盤寿「8」

 

佐伯昌優九段の盤寿(81才)に際し、お祝いの会の企画・運営をお手伝いさせていただいた。参加者81名!の盛会だった。祝賀詰として、初形「8」「1」の2局を連作した。

 

▲3一香成△4四香から始めたかったが、どうしても上手く作れなかった。5手目、馬を動かす開き王手が不詰とは不思議な感じ。重く▲3三角成は珍手だろう。このとき「1」の字が出来る。(2016/10)

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▲3三香  △3二歩合 ▲4一香成 △同 玉  ▲3二香成 △同 玉

▲5四角  △4一玉  ▲4二歩  △同 玉  ▲4三角成 △4一玉

▲5一歩成 △同 玉  ▲5二馬まで15手詰

 

小扇

 

詰将棋作家の河内勲氏のご自宅で開かれる会合に、2014年から参加させていただいている。私が初形曲詰に凝り出したのも、このご縁によるところが大きい。

 

氏の3冊目の作品集「小扇抄」が完成間近と聞き、お祝い用に作った。盤面8枚、八は末広(扇)に通ずる。2手目の合駒がややこしく、桂合や馬の移動合はいずれも2手早い。12手目△3一玉は▲2一香成以下同手数駒余り。(2016/06)

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▲3二飛成 △同 銀  ▲3三金  △同 玉  ▲4二銀  △2三玉

▲3二馬  △同 玉  ▲3三金  △2一玉  ▲3二銀  △1二玉

▲2三金まで13手詰

 

銀冠

 

囲い図式と呼んでいいものか。銀冠に飛車が刺さっている。詰キストにはおぞましく映るだろう。私などはシンメトリー(左右対称)で愛おしく思える。

 

初手飛車切りから3手目▲3三金が唯一の狙い。よって攻方3三飛は歩でも成立する。どうせグロテスクなら飛車でどうだと居直ってみた。△同玉に▲4二銀と据えれば、詰み形が見えてくる。最終手の余詰は如何ともし難い。(2016/03)

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▲2三桂  △同 馬  ▲1二歩  △同 馬  ▲同 と  △同 玉

▲2一角  △1一玉  ▲2二竜  △同 玉  ▲3二馬  △1一玉

▲2三桂  △同 竜  ▲1二歩  △同 竜  ▲同角成  △同 玉

▲2二飛  △1三玉  ▲2三飛成まで21手詰

 

初形「16」

 

2016年の年賀詰。竜馬4枚を使い、私らしからぬ大仕掛けとなった。初手▲1二歩は打歩詰。ほどなく▲2三桂~▲1二歩が浮かぶ。8手目△1三玉は▲5三竜△1四玉▲1三竜△同玉▲1五飛△1四合▲2五桂以下早詰。△1一玉に▲2二竜が英断の継続手だ。

 

12手目△1三玉は▲2五桂まで。△1一玉で再び打歩詰の局面に。▲2三桂から収束。きれいにさばけた。(2016/01)

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