ごあいさつ
ギャラリー
▲3三角成 △同 玉 ▲3四銀成 △2二玉 ▲2三香 △3一玉
▲3二歩 △同 玉 ▲4三飛成 △3一玉 ▲2二香成 △同 玉
▲2三成銀 △1一玉 ▲1二歩 △2一玉 ▲3二竜まで17手詰
初日の出
2020年の年賀詰・その2(中級者向け)。前局(「2020図式」)の姉妹編である。初形「1・1」。さらには算盤で「2020」を表している。
5手目▲2三香の短打が唯一の見せ場か。代えて▲2五香は△2四歩の中合で逃れる。以下は打歩詰を避けながら右隅へ追い詰める。詰め上がり、東の空にきれいな初日(○)を拝んで、めでたしめでたし。(2020/01)
▲3二角成 △1三玉 ▲1二桂成 △同 玉 ▲1三歩 △同 玉
▲1四飛まで7手詰
2020図式
2020年の年賀詰・その1(初級者向け)。初形「1・1」。さらには、算盤で「2020」を表したものとお認めいただければありがたい。(先例をパクりました。お許しを)
3手目▲1四歩は打歩詰。▲1二桂成~▲1三歩と捨て、解決に至る。清貧図式(金銀不使用)にして清涼詰(詰め上がりの攻め駒2枚)。清らかな年明けとなった。(2020/01)
▲2四桂 △2一玉 ▲3一桂成 △同 玉 ▲4一歩成 △2一玉
▲3一と △同 玉 ▲4二桂成 △同 玉 ▲2二角成まで11手詰
初形「R」
新元号・令和の祝賀詰。改元用にアルファベット数局を準備したが、Rはノーマークだった。急遽取り組んだものの、満足のいくものが作れぬまま、その日を迎えることとなった。
いびつな「R」。変化に難しいところはない。3手目▲3一桂成から邪魔駒を消していき、開き王手でジ・エンド。但し最終手は複数の余詰がある。慶事に免じてお目こぼしを。(2019/05)
▲3二飛 △1三玉 ▲3三飛成 △2三銀打 ▲2四銀 △1四玉
▲2三銀不成△同 銀 ▲1五銀 △2五玉 ▲1七桂 △1六玉
▲3六竜 △1七玉 ▲2六竜 △1八玉 ▲1九歩 △同 玉
▲6四馬 △1八玉 ▲2八馬まで21手詰
初形「Y」
前局(初形「K」)をとある将棋会で披露し、まずまずの好評を得た。向かいの女性に「K美さんのKですね」。これは色々と使い回しが利きそうだ。隣にいたY子さんが切ない表情をしていたので(笑)、後日「Y」に着手。こちらはいささか長くなってしまった。
4手目は銀打が最長。序盤でかすめた歩を最終盤1九に打ち大団円となる。AからZまで揃うのはいつの日か。(2019/02)
▲2四香 △3三玉 ▲3二桂成 △同 玉 ▲3一桂成 △同 玉
▲3二歩 △同 玉 ▲1四馬 △3三玉 ▲2三馬まで11手詰
初形「K」
5月から施行される新元号。あれこれ予想も出回っている。頭文字が最近のもの(M・T・S・H)と被らないことも考慮されるとか。4月の公表に合わせ、祝賀詰を仕込んでみた。私の本命はK(か行・かきくけこ)。他にもAやBなど、波乱含みだろうか。
リズミカルな手順。難しさもこれくらいがちょうどいい。6手目△3三玉は▲3二成桂△同玉▲1四馬以下駒余り。(2019/02)