ごあいさつ
ギャラリー
▲1四角 △2二玉 ▲4一歩成 △1三玉 ▲2二竜 △同 玉
▲3一馬 △1一玉 ▲1二歩 △同 玉 ▲2四桂 △1一玉
▲2一馬 △同 玉 ▲3二角成 △1一玉 ▲3三馬 △2二金合
▲1二歩 △2一玉 ▲3二桂成 △同 金 ▲1一馬まで23手詰
初形「6」
2024(令和6)年の年賀詰。初形「6」(ローマ数字のⅥ)。端正な清貧図式と思う。2手目△2三金合や飛合は▲2四桂以下早い。
5手目▲2二竜、13手目▲2一馬の捨駒が気持ちいい。最終手▲1一馬なら詰め上がりに再び「6」が現れる。なお18手目△2二金合は飛合も同じ要領で詰む(変同)。正月に免じてどうかお目こぼしを。(2024/01)
▲2六飛 △2五歩合 ▲同 飛 △同 桂 ▲3三角 △1三玉
▲1四歩 △2三玉 ▲1五桂 △1二玉 ▲3四馬 △2一玉
▲2二歩 △1一玉 ▲2三桂不成△1二玉 ▲1三歩成 △同 玉
▲2四角成 △1二玉 ▲3一桂成 △2二玉 ▲3二成桂 △同 玉
▲4三歩成 △2一玉 ▲3二と △同 玉 ▲2三馬右 △3一玉
▲4一香成 △2一玉 ▲4三馬 △1一玉 ▲3三馬左 △2一玉
▲2二馬左まで37手詰
初形「P」
私の筆名は「ピリ辛流」。初形「P」も一局手元に置きたい。素案を攻方4三角4四角とし、あれこれ加減した。AIの助けを借り、長手数に仕上がったことをうれしく思う。
序の3手が最初にして最大の山場。初手から▲2五歩△同桂は詰まないのも不思議な感じだ。6手目△2三玉は▲1五桂△1三玉▲1四歩△1二玉で作意手順に戻る(変同)。(2023/05)
▲3四角左成△同 桂 ▲4三飛まで3手詰
初形「H」
私の名前のイニシャルは「H.H.」。子供の頃は少し恥ずかしい思いもした。これまでアルファベットの初形曲詰をいくつか作ったが、自分用にも一局ストックしておこう。
飛車で追い回す素案をあれこれ練った。余詰の沼から抜け出せず、いっそのこと…と本図に落ち着いた。これなら名刺の裏に刷っても、将棋が分かる人には解いてもらえるだろう。(2023/05)
▲5三馬 △7二玉 ▲8二桂成 △同 玉 ▲7三桂成 △9一玉
▲9二歩 △8一玉 ▲7二成桂まで9手詰
初形「R」リメイク
新元号「令和」の発表を機に、初形「R」を作った(拙著「初詣」第29番)。いびつな形が何とも恨めしく、今回リメイクを試みた。
駒を入れ替えたり、上下左右に動かしたり、試行錯誤してようやく完成した。馬筋を通す、香筋を通す、いずれを優先するなど、案外紛らわしいかもしれない。6手目△8一玉は▲7一馬以下同手数駒余り。(2023/05)
▲2二と △同 玉 ▲3四銀 △3二玉 ▲2三飛成 △4二玉
▲4三銀成 △5一玉 ▲5二成銀 △同 玉 ▲5三竜 △6一玉
▲6二竜まで13手詰
初手のみ
7年ほど前の作品。当時お蔵にしていたが、理由ははっきりと思い出せない。人間は年を取るにつれ、自分に甘くなるようだ。
初手▲1六飛や▲3四馬は逃れ。大事そうに見えると金を▲2二とと捨てる。3手目▲3四銀と開き、以下追い詰め。初手のみ。麻雀なら1翻1,000点の上がり(評価)だろうか。清涼詰が付くから2,000点か。(2023/02)