ごあいさつ

ギャラリー

創作詰将棋
#063_11_2.31
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▲2二銀  △同 玉  ▲1二角成 △同 玉  ▲2二金  △同 玉

▲3四桂  △2三玉  ▲1二角  △同 玉  ▲2二金まで11手詰

 

断捨離と貧乏性

 

近年断捨離に勤しんでいる。ポンポンと躊躇なく捨てる爽快さは詰将棋にも相通ずる。本局は10年以上前に手掛けたもの。美濃囲いに▲1二xと捨てる図からヒントを得たと記憶する。

 

序の2手を加えてリユースした。根が貧乏性なのだ。初手▲5三角は△4二銀移動合で逃れる。9手目▲1二角が決め手。△同香は▲2四金打まで、△1四玉は▲2五金打まで。(2025/03)

#062_21_4.03
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▲2三桂成 △同 玉  ▲2二桂成 △1四玉  ▲1三桂成 △同 玉

▲2三成桂 △1四玉  ▲2四成桂 △同 玉  ▲3四馬  △1五玉

▲1六金  △1四玉  ▲2五金  △1三玉  ▲2四金  △2二玉

▲2三金  △2一玉  ▲1二金まで21手詰

 

初形「7」

 

2025(令和7)年の年賀詰。初形「7」。山や凸にも見えるが、麻雀の7索の図とお認め願いたい。3枚の桂をパタパタと成り捨てる。玉方も延命を図るが、13手目▲1六金で万事休す。以下この金がずんずんと駆け上がり御用となる。

 

手数は長いが難しいところはあまりない。初形、手順ともにユーモラスで、私の年賀詰の理想が過不足なく表現できた思いだ。(2025/01)

#061_11_2.63
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▲2三金  △同 玉  ▲3三金  △同 桂  ▲1三金  △同 玉

▲3三竜  △2三合  ▲2五桂  △同 歩  ▲2四角まで11手詰

 

金捨て3連発

 

前局(「勝ちに不思議の勝ちあり」)を作るとき、余詰で現れた筋をもとに練った。△2三玉に▲4一角がいかにも詰め手筋に見える。これを「偽作意」としてまとめた。3手目▲4一角は△3二金合で詰まない。

 

「金はとどめに」に反する金捨て3連発が気持ちいい。同一作は自力では見つけられなかった。作品とは呼べない代物かもしれない。(2024/10)

#060_09_2.32
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▲2一竜  △2二飛  ▲1二銀  △3三玉  ▲2二竜  △同 玉

▲4二飛  △3三玉  ▲3二金まで9手詰

 

勝ちに不思議の勝ちあり

 

実戦で現れた詰み筋。(相手は▲1五桂△同歩▲1四銀△同香の序から詰めにきた)。△2二飛の移動合に意表を突かれたようだ。(他の合駒は早詰)。但し私もよく分かっていなかった。

 

7手目▲4二飛(以遠)を逃し不詰。なぜか感想戦でも双方盲点となっていた。勝ちに不思議の勝ちあり。8手目△3二合は▲2三金△3一玉▲3二金まで2手長駒余り。(2024/10)

#059_13_3.88
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▲2一角成 △同 玉  ▲3二銀  △1一玉  ▲1二歩  △同 玉

▲2三歩成 △1一玉  ▲2一銀成 △同 玉  ▲3二歩成 △1一玉

▲2二と上まで13手詰

 

夢の中でしたこと

 

「脳内将棋盤」について、レッスンで話したり、コラムを書いたりしたある日の夜、まどろみの夢の中で作った。

 

初めに玉方2一玉・攻方3三歩・持駒金銀歩を思いついた(11手詰、手順略)。次に持駒金に代えて攻方2四歩が浮かんだが、初手の紛れで劣るかもと迷った。その後2手逆算した本図に辿り着いた。これらがどれほど大したことかは分からない。(2024/06)

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