ごあいさつ

ギャラリー

創作詰将棋
#057_13_3.04
h0810手.gif

 

▲5二桂成 △同 玉  ▲5四竜  △4一玉  ▲5三桂  △3一玉

▲4三桂  △同 歩  ▲4一桂成 △2一玉  ▲2四竜  △1二玉

▲2二とまで13手詰

 

鏡餅

 

三角形の市松模様。年賀詰の題材を新年の季語に求め、鏡餅をイメージして作った。鏡餅には神が宿る。大小2段の丸餅は「月(陰)」と「日(陽)」。橙は「代々」に通ずる。

 

5手目▲5三桂、7手目▲4三桂と自駒の竜を遮るように迫る。この桂の連打と、それぞれに異なる感触がささやかな見せ場だろうか。10手目△4一同玉は▲4三竜以下同手数駒余り。(2024/01)

#056_05_1.98
h0800手.gif

 

▲2四竜  △同 銀  ▲1六歩  △2五玉  ▲3四角まで5手詰

 

佳手▲2四竜

 

年賀詰作りに勤しんで久しい。詰キストたちの今年(2024年)のそれらには、干支のたつにちなんで2四竜をモチーフにした作品が散見された。思えば私も12年前に「1二竜」を手掛けていた。光陰矢の如し。

 

初手▲1六歩は打歩詰。2五銀を動かす開き王手が目につくが上手くいかない。▲2四竜の捨駒が打歩詰回避の佳手。初級者向けのお年玉かと。(2024/01)

#055_23_4.28
h0790手.gif

 

▲1四角  △2二玉  ▲4一歩成 △1三玉  ▲2二竜  △同 玉

▲3一馬  △1一玉  ▲1二歩  △同 玉  ▲2四桂  △1一玉

▲2一馬  △同 玉  ▲3二角成 △1一玉  ▲3三馬  △2二金合

▲1二歩  △2一玉  ▲3二桂成 △同 金  ▲1一馬まで23手詰

 

初形「6」

 

2024(令和6)年の年賀詰。初形「6」(ローマ数字のⅥ)。端正な清貧図式と思う。2手目△2三金合や飛合は▲2四桂以下早い。

 

5手目▲2二竜、13手目▲2一馬の捨駒が気持ちいい。最終手▲1一馬なら詰め上がりに再び「6」が現れる。なお18手目△2二金合は飛合も同じ要領で詰む(変同)。正月に免じてどうかお目こぼしを。(2024/01)

#054_37_4.46
h0780手.gif

 

▲2六飛  △2五歩合 ▲同 飛  △同 桂  ▲3三角  △1三玉

▲1四歩  △2三玉  ▲1五桂  △1二玉  ▲3四馬  △2一玉

▲2二歩  △1一玉  ▲2三桂不成△1二玉  ▲1三歩成 △同 玉

▲2四角成 △1二玉  ▲3一桂成 △2二玉  ▲3二成桂 △同 玉

▲4三歩成 △2一玉  ▲3二と  △同 玉  ▲2三馬右 △3一玉

▲4一香成 △2一玉  ▲4三馬  △1一玉  ▲3三馬左 △2一玉

▲2二馬左まで37手詰

 

初形「P」

 

私の筆名は「ピリ辛流」。初形「P」も一局手元に置きたい。素案を攻方4三角4四角とし、あれこれ加減した。AIの助けを借り、長手数に仕上がったことをうれしく思う。

 

序の3手が最初にして最大の山場。初手から▲2五歩△同桂は詰まないのも不思議な感じだ。6手目△2三玉は▲1五桂△1三玉▲1四歩△1二玉で作意手順に戻る(変同)。(2023/05)

#053_03_1.96
h0770手.gif

 

▲3四角左成△同 桂  ▲4三飛まで3手詰

 

初形「H」

 

私の名前のイニシャルは「H.H.」。子供の頃は少し恥ずかしい思いもした。これまでアルファベットの初形曲詰をいくつか作ったが、自分用にも一局ストックしておこう。

 

飛車で追い回す素案をあれこれ練った。余詰の沼から抜け出せず、いっそのこと…と本図に落ち着いた。これなら名刺の裏に刷っても、将棋が分かる人には解いてもらえるだろう。(2023/05)

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ...