ごあいさつ

ギャラリー

創作必至
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▲2四桂  △同 金  ▲3二角成 △2三飛  ▲2二歩  △2五桂

▲2一歩成 △1三銀  ▲1一と  △同 玉  ▲2二香まで11手必至

 

ささやかな自慢

 

端正な実戦型。狭いところで網を絞っていく。既視感があり過ぎて同一作の心配は尽きない。「絶連」と言われればぐうの音も出ないが、端の桂香が動くのはささやかな自慢だ。

 

初手▲3四桂は△2四金打、初手から▲2一馬△同玉▲2三角成は△2二金くらいでいずれも届かない。必至図から△2二同飛は▲同馬引(寄)△同銀▲2一飛以下詰み。(2024/11)

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▲2四桂  △同 香  ▲1一角成 △同 玉  ▲2三銀  △1二金

▲1三香まで7手必至

 

美濃崩しの応用

 

美濃崩しの応用と分かれば、▲2四桂~▲1一角成と手が自然に動くだろうか。左右反転すると、より雰囲気が出るかもしれない。

 

6手目△9二飛は▲1二香△同飛▲同銀成△同玉▲3二飛以下詰み。△1二金が最長の粘りだが▲1三香で受けがない。以下△1三同桂は▲1二銀成△同玉▲2二金まで。△9二飛も▲1二銀成△同飛▲2二金まで。(2024/10)

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▲1三金  △同 桂  ▲2一飛まで3手必至

 

顔立ちはやさしいが

 

一目で解ける人も少なくないだろう。顔立ちはやさしいが、意外と骨がある。初手から▲2一銀不成△同玉▲2三金の局面は、持駒金桂の有名な必至図。しかし持駒飛桂では△3一玉くらいでも寄らない。

 

初手から▲4二飛△2四歩▲3二飛成には△9二飛▲同竜△2三玉というアクロバティックな凌ぎがある。3手目▲3二飛は△4一金で逃れ。(2024/08)

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▲3二金  △2三金  ▲同 竜  △3二飛  ▲同 竜  △2二金

▲2三桂  △同 金  ▲3一金  △2二金打 ▲4一飛まで11手必至

 

既視感はどこから

 

作りながら覚えた既視感は。見たことがある。解いたことがある。それとも作ろうとしたことがある。もしかしたら作ったことがある…。はてさて、年を取るとこれだからいけません。

 

穴熊に吊るし詰。初手▲3二金は一目だろう。玉方も△2三金以下懸命に粘るが、11手目▲4一飛で受けなし。必至図から△1九香成は▲2一金△1二玉▲2二金△同金▲2三金まで。(2024/05)

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▲4二歩  △同 角  ▲2四銀  △2二玉  ▲2三銀成 △1一玉

▲3二竜まで7手必至

 

焦点の歩

 

入門書などで紹介される「歩の手筋」に「焦点の歩」がある。一番ポピュラーなのは「3三歩」だろうか。本局の「4二歩」も振り飛車破りの好手としてしばしば目にする。

 

必至問題として練ってみたが、同一作があっても何ら不思議ではない。2手目△2三歩などは▲2四銀以下詰み。△4二同角と取るよりないが、7手目▲3二竜で必至が掛かる。(2024/03)

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