ごあいさつ
ギャラリー

▲1二角まで1手必至
金は詰み、角は…
次の▲2一角成と▲2三角成の詰めろが受からない。持駒が金なら▲1二金以下習いのある5手詰。角なら…というからくりである。同一作があったらごめんなさい。
詰将棋の名作には必至問題の手掛かりが多く潜んでいるに違いない。(ほじくる人は少なそうだが)。初手▲3四角や▲4一角は△2七飛で逃れ。▲4三角は△7七角成で逃れる。(2020/09)

▲2一歩成 △1二玉 ▲2二角まで3手必至
十字架
「平成30年度 創作必至特集号Ⅱ」掲載作。次の▲1一とが受からない。必至図「十」十字架。玉の磔(はりつけ)は必至図にふさわしい(笑)。以下△5一飛は▲1一と△同飛▲同角成△同玉▲2一飛△1二玉▲2二飛成まで。
初手▲3三角は△1二玉▲2四角成△同歩▲2一歩成△2三玉で逃れ。初手▲3一角は△1二銀で逃れ。3手目▲3一角は△7七角で逃れる。(2018/12)

▲2三角成まで1手必至
身の程を知る
前年に続き「平成30年度 創作必至特集号Ⅱ」(将棋を孫に伝える会)に掲載された。1二角はそこにいることが寄せの妨げになっている。自ら退けば、次の▲1二金が受からない。身の程を知る。立場や状況をわきまえる。私生活でもかくありたい。
初手▲3四角成は△2二玉で逃れ。初級者に初手▲3二金と指す人が複数いた。△2七飛で逃れる。(2018/12)

▲2三銀まで1手必至
末席を汚す
「将棋を孫に伝える会」発行の「創作必至コンクール特別号」に掲載され、錚々たる顔触れの末席を汚すこととなった。枯れ木も山の賑わい。
次の▲1二銀引成(両王手)が受からない。必至図から△3一馬は▲1二銀引成まで。△同馬は▲3二銀不成△1二玉▲2一竜△1三玉▲2三竜まで。初手▲1二銀打は△同馬▲同銀成△同玉▲3三竜△2二金で逃れる。(2017/04)